タバコを吸っていた場合の退去費用【喫煙の影響と相場・2026年版】
喫煙していた場合の退去費用を解説。タバコのヤニ汚れは借主負担だが耐用年数6年の減価計算あり。居住年数別の負担額と対策を解説。
最終更新: 2026年3月 | 監修: 国交省ガイドライン準拠
概要
喫煙によるヤニ汚れ・臭いは「通常の使用を超える損耗」として借主負担とされます。クロスだけでなくエアコン内部、天井、建具にも影響し、退去費用が大幅に増加する原因となります。ただし、耐用年数に応じた減価計算は適用されるため、居住年数が長いほど負担は軽減されます。
ガイドライン上の位置づけ
国交省ガイドラインでは、喫煙によるヤニ・臭いは「善管注意義務違反」に該当し、借主負担の対象です。ただし、経過年数(耐用年数)を考慮した減価計算は適用されます。つまり、6年以上居住していればクロスの残存価値は1円であり、ヤニ汚れがあっても借主負担は大幅に軽減されます。
影響する費用項目
クロス(壁紙)張替え影響大
ヤニ汚れは全室のクロスに及ぶことが多く、最も費用が高くなる項目。ただし耐用年数6年の減価計算が適用される。
エアコン清掃影響中
エアコン内部にヤニが付着するため、通常の清掃費用より高額になることがある。
ハウスクリーニング影響中
臭いの除去(脱臭処理)が追加される場合がある。通常のクリーニングより高額に。
費用への影響
喫煙していた場合、退去費用は非喫煙者の2〜3倍になることがあります。特にクロス張替えは全室分を請求されるケースが多く、ワンルームでも追加で5〜15万円の増加が見込まれます。ただし、居住6年以上であればクロスの残存価値は1円であり、ヤニ汚れがあっても実質負担は大幅に軽減されます。
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確認ポイント・対策
- -居住年数が6年以上なら、クロスの残存価値は1円。ヤニ汚れでも減価計算は適用される
- -全室分ではなく、実際にヤニで汚損された箇所のみが借主負担の対象
- -脱臭処理が請求に含まれている場合、その金額が相場の範囲内か確認する
- -電子タバコ(加熱式タバコ)の場合、従来のタバコほどの汚損にはならない場合がある