カビが発生した場合の退去費用【責任の判定と費用・2026年版】
退去時にカビが見つかった場合の費用負担を解説。結露由来のカビの責任は建物の構造や借主の換気状況で判断。費用の目安と対策。
最終更新: 2026年3月 | 監修: 国交省ガイドライン準拠
概要
カビの退去費用負担は、発生原因により異なります。建物の構造上の問題(結露しやすい構造等)による場合は貸主負担、借主の換気・清掃不足による場合は借主負担です。実際には両方の要因が絡むケースが多く、判断が難しい項目の一つです。
ガイドライン上の位置づけ
ガイドラインでは、結露によるカビについて「結露を放置したことにより拡大した場合は借主の善管注意義務違反」としつつも、「建物の構造上の問題で発生する結露については貸主の責任」としています。
影響する費用項目
クロス(壁紙)張替え影響大
壁のカビはクロス張替えの原因に。建物構造由来なら貸主負担。
浴室清掃影響中
浴室のカビは湿気環境では通常損耗。放置による悪化は借主負担の可能性。
ハウスクリーニング影響小
カビ除去のための特殊清掃が追加される場合がある。
費用への影響
カビによる追加費用は、範囲と程度によりますが、3〜15万円程度が一般的です。壁一面のクロス張替えが必要な場合は5〜10万円、浴室のカビ除去は1〜3万円程度です。
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確認ポイント・対策
- -入居時にカビが発生しやすい箇所を写真で記録しておく
- -結露が発生しやすい物件では、定期的な換気記録を残しておく
- -建物の構造上の問題(断熱不足等)が原因の場合は貸主負担を主張できる
- -カビの発生を管理会社に報告していた記録があれば、借主の善管注意を証明できる