監修: 退去費用 払いすぎ診断 編集チーム
原状回復とは?
読み方: げんじょうかいふく
最終更新: 2026年3月 | 監修: 国交省ガイドライン準拠
定義
原状回復とは、借主の故意・過失や善管注意義務違反による損耗を回復することを指します。「入居前の状態に完全に戻す」ことではなく、通常の使用による損耗(経年劣化・通常損耗)は含まれません。
詳しく解説
多くの人が「原状回復=入居前の状態に戻すこと」と誤解していますが、国交省ガイドラインでは「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗等を復旧すること」と定義しています。つまり、経年劣化や通常の使用による損耗は回復の対象外であり、貸主(大家)が負担すべきものです。この原則を知っているかどうかが、退去費用の適正性を判断する上で最も重要なポイントです。
具体例
- -壁の落書き → 借主の過失 → 原状回復の対象(借主負担)
- -日焼けによる壁紙の変色 → 通常損耗 → 原状回復の対象外(貸主負担)
- -タバコのヤニ汚れ → 善管注意義務違反 → 原状回復の対象(借主負担)
- -家具の設置跡 → 通常損耗 → 原状回復の対象外(貸主負担)
退去費用との関連
退去費用とは原状回復にかかる費用のことです。原状回復の正しい意味を理解することで、本来貸主が負担すべき「通常損耗」分を誤って支払うことを防げます。
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